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スイミー都城とは

スイミー都城(通称スイミー)は、令和2年9月30日に発足した、宮崎県の北諸県群(都城市&三股町)の農業者と行政機関が連携したチームです。
各々が抱える経営課題を共有し、集団の力を活かし、個の力では解決できないような課題の解決を目指します。

Standing Meeting

スイミーが実施しているプロジェクト

会員がそれぞれやりたいプロジェクトを立ち上げ、それらのに協力したい会員、参加したい会員が個々のペースで自由に参加します。
日頃の連絡はLINEグループで行い、必要に応じてZoomで会議したり、北諸県農業改良普及センターに集まります。

共同求人プロジェクト

「都城で農業を」をテーマに、共同で求人媒体の作成やリクルートイベントへの参加を行います。

スキル向上プロジェクト

情報提供やワークショップ、外部講師の招聘により、会員間の農業スキル・経営スキルを高めます。

異業種連携プロジェクト

農業者間に限らない多くの異業者と連携した集団活動を目指します。

インスタプロジェクト

インスタグラムにアカウントを開設し、様々な分野から都城の農業を全国へ発信します。

堆肥実証プロジェクト

畜産農家と園芸農家の会員が連携して、堆肥の利用促進に向けた実証試験を行います。

農地シャッフルプロジェクト

会員間で耕作農地の交換を行い、各々が効率よく農業ができるようにします。

​スイミーファニーズ

女性躍進を目指す女性農業者が共通課題の解決に向けて、講習会や先進地視察を行います。

活動の記録

スイミー都城のこれまでの活動の記録を紹介します

令和5年

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令和5年12月20日

​スキル向上プロジェクト

 農業担い手の高齢化が全国的に問題視されている昨今、農業法人が高齢の方に代わって作業負担の大きい収穫作業などを代行する作業受委託モデルが普及展開されつつあります。

 そのような中で、スイミー都城会員のベジエイト(株)もJA宮崎経済連と連携して、JA組合員の方が栽培された大根の収穫作業を受託する取組を実施されています。

 今回、ベジエイト(株)より、実際に作業受託事業を始める際の理念や、事業を行う上での注意点、事業性などについて講習会が行われ、実際に作業受託作業を行っている現場で見学会を行いました。

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令和5年12月7日

​異業種交流プロジェクト

 株式会社コガネイが開発した農作業の負担を軽くするアシストスーツの実用性や株式会社サポータスが考案した多品目経営における品目毎の経営収支の動きをスマートフォンで手軽に入力できる経営管理ソフト及び管内農業者の利用も進んでいる「サルビオフィルドマネジャー」について各社からの説明後、実演を交えながら使い勝手など意見交換を行いました。

 アシストスーツについては、既存のものと構造的に異なりその特長を生かすため実際装着しどの作業場面で最も活用できるかなどメーカーと真剣に意見や情報を交換することができました。

 また、株式会社サポータスとは今回のソフトに限らず、無駄を省き経営効率をあげるためのDXの推進方策等に関し意見交換を行いました。

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令和5年10月17日

​スキル向上プロジェクト

 今年度、ベジエイトさんが畑かん用の散水器具(ロールカー)を導入され、その試運転の見学会が行われました。
 都城地区は現在各所で畑かんが整備されている一方、これまでは畑かんが無い中で農業を行っていたこともあり、畑かんを有効に活用した営農が満足に行えていないという課題があります。

​ このような先進的な取組を皆が導入して、よりおいしい野菜を効率よく生産できるように日々進化していきます。

令和4年

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令和4年11月5日

​スイミーファニーズ

 女性躍進プロジェクトであるファニーズは、南九州大学と都城市が共催する「地産地消で健康フェア」イベントに協力者として参加しました。イベントに訪れた一般の方や質問者として参加した学生からは「農業を知るいい機会になった」との声が聞かれました。

Leaf Pattern Design

令和4年10月21日

​堆肥実証プロジェクト

 全国において畜産における家畜排泄物量は、一般家庭・オフィス・スーパー・飲食店などから出される、いわゆる生活ごみ発生量の約2倍にあたる膨大な量が排出されます。つまり、畜産業が集中している都城市・三股町では、多くの家畜排泄量が存在しています。当地域における畜産農家では、家畜排せつ物の堆肥化を図り、自助努力により、耕種農家への販売等を行っています。しかし、十分な堆肥利用に至っていません。スイミー所属の畜産農家では、世界情勢の影響等で資材高騰が進む中、耕種農家のコスト低減につなげられないかと当プロジェクトを立ち上げました。プロジェクトリーダーは、和牛定休型ヘルパーを運営する飯盛氏が務めます。飯盛氏は、利用者である耕種農家ニーズを把握しようと意見交換会を開催。

 意見交換会では、畜産農家が5名参加したのに対し、耕種農家が2名参加したが既に購入先は決定している。需要と供給のバランスが当地域では取れていないことが浮き彫りとなりました。

 当プロジェクトでは、スイミーメンバーで連携したチラシ配布での自助努力の強化に加え、堆肥広域流通支援事業者 株式会社 サンクラフトの紹介など新たな展開を加え、堆肥の流通・促進を図る考え。結果、1社は堆肥広域流通支援事業者と先日契約が成立し、在庫堆肥が完売となりました。

 耕種農家のニーズを今後も探りながら、自助努力でも更なる堆肥利用につながるよう今後もチラシ内容の充実を図り、活動を強化したいと飯盛氏は語ります。

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令和4年7月6日

​スイミーファニーズ

 農業に従事する女性を対象にした実演講習会は7月6日、都城市の県総合農業試験場畑作園芸支場で開催されました。従業員ら30名が参加し、安全で効率的なトラクターなどの機械の扱い方を学びました。

 プロジェクトリーダー 福重氏を中心に企画。講師は、県農業機械士会の田村通康会長、機械販売業者が務めました。参加者は、トラクターを使用する際の法令や安全について学んだほか、田んぼを耕耘する際の効率的な作業方法について意見交換。あいにくの雨のため、現地実習については場内の舗装道路でGPSアシスト付きトラクター操作を行いました。

 企画した福重氏は「人材不足の中、女性従業員も農業機械を使うことは不可欠。安全に気をつけながら挑戦を続けたい。」と話していました。福重氏はその後フォークリフト免許を取得。機械業務へも積極的に参加しています。

 女性躍進プロジェクトは、徐々に現在活性化しており、米満プロジェクトリーダーを中心に「高騰にまけるな!」と題して意見交換を開催するなどしています。

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令和4年7月4日

​農地シャッフルプロジェクト

 都城市・三股町管内では、高齢化により農地が大規模法人・規模拡大する個人生産者に確実に農地集積されています。集積された農地で作業の効率化を図るため、大規模法人や個人生産者は、スマート化や機械化を進めています。スマート化や機械化を進める上で農地集約は避けては通れない道です。

 各社ごとに個人間で農地中間管理機構 地域駐在員と連携を図りながら農地集約をすすめていますが、ヤミ地問題、鳥獣害問題、栽培不利地など地権者との交渉は難航しています。

 プロジェクトリーダーを務める牧田氏は、参加者意見をコーディネートし、農地集約を効果的に進める一手として、「農地を任されるものとしてのあるべき姿」を自らペンを取りまとめ上げました。

 令和5年4月1日に施行が予定される農業経営基盤強化促進法の改正により、「人・農地プラン」は「地域計画」へと名称を変えます。

 「地域計画」では、新たに10年後に目指す地域の農地利用を示した「目標地図」が作成されます。作成では、大規模法人、規模拡大する個人農業者、地権者などとの意向把握が重要となります。今後「地域計画」における意向把握の中で“農地を任されるもののあるべき姿“を各社がどれだけ地域に示していくかが大切となります。

 また、同プロジェクトは、宮崎県議会員 山下 博三氏、都城市議会員 山内 いっとく氏の目にとまり、会議に出席。経営者に期待することとして山下議員から講話をいただきました。

 プロジェクトリーダー 牧田氏は、令和5年1月27日 メディキット県民文化センターで開催される令和4年度 宮崎県農地集積・集約化大会にてパネラーとし登壇意見します。

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令和4年5月18日

​異業種交流プロジェクト

 スイミー都城では、5月18日に株式会社 コガネイ(精密機器会社)、株式会社 サポータス(ファイルメーカー)と異業種交流を行いました。

 株式会社 コガネイでは東京電機大学と共同でAIを搭載した除草機械を開発中。そこで、ユーザーとなる農業者と交流を図り、実用性等について意見交換を行いました。意見交換では、生産者としては除草精度はそこまで高くなくてもいい、安価に導入できる機械を望むといった意見が聞かれました。

 生産者の高い精度までを望まないニーズに対し、工業界では精巧な製品を打ち出していきたいという実態が浮き彫りになりました。今後は、除草作業の機械化が早い時点で開発、登場していくることを期待します。

 また、株式会社 サポータスでは顧客ニーズに合わせてカスタマイズできる管理ソフトを開発。管理ソフトの活用について説明が行われました。スイミーメンバーであるイシハラフーズも当ソフトを活用して管理アプリを自社で開発。

 現在もコガネイとスイミーメンバーで互いの妥協点を探す議論が一部で続いています。また、株式会社サポータスでもこの交流を機会に農業者への理解や活用をどう進めていくかについて開発、検討が続いており、次年度も交流したいという意向を先日普及センターに説明されました。

 今後も異業種交流の継続とともに充実を図っていきたいです。

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職業として農業を!

都城農業高校生 農業科37名を対象にイシハラフーズ 亀澤氏と普及センターとで対話方式での講話を行いました。講話を行った亀澤氏は「一人でも多く農業に興味を持ってもらえたら。」と高い意欲を掲げていました。

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令和4年2月28日

​スキル向上プロジェクト

 宮崎県北諸県農業改良普及センターでは経営知識・基礎知識・専門知識の充実を図るためスイミーメンバーのニーズに応じて品目毎研修・経営研修を案内しています。

 研修では、座学研修に加え、病害対策、収量品質安定対策技術支援を行っています。今年度は、スマート農業機械の実演会やカンショの基腐れ病対策等を行いました。

 次年度もスイミーメンバーの業績向上の一助となるよう支援したいです。支援や研修に対する要望は、随時受け付けております。

令和3年

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令和3年10月10日

​共同求人プロジェクト

​ 都城市の主催により「移住×就農オンラインセミナー」に、スイミーの会員9社が参加しました。

 約50名の方に参加いただいたオンラインのセミナーの中で、

・参加企業の紹介

・実際に会員企業のファームヤマトへ移住就農された武田征峰さんの体験談

・移住就農に関する視聴者からの質問回答

​などを行い、農業法人への移住就農に興味を持ってもらうきっかけとなりました。

 都城市では手厚い移住支援を行っており、都城市で活動する農業法人としては、農業したいと思っている方が一人でも多く都城市の中で活躍できるように環境を整えていきたいです。

令和3年9月11日 スイミー都城WEBページ開設

​↓↓↓WEBページ開設前の活動・発足経緯↓↓↓

令和3年 2月22日 全体会議を実施。各プロジェクトの内容が固まっていく

令和3年 1月25日 宮崎県に特集記事を組んでもらう

令和3年 1月18日 「堆肥実証プロジェクト」発足

令和2年12月26日 「インスタプロジェクト」発足

​令和2年12月 9日 全体会議を実施。会則が定まり本格的な団体活動へ

         「異業種連携プロジェクト」発足

令和2年10月25日 「共同求人プロジェクト」「スキル向上プロジェクト」発足

令和2年 9月30日 「スイミー都城」の設立

​令和2年 7月17日 スイミー都城設立のきっかけとなる地域ワークショップの開始

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